2022/03/31
むしろ、冬が好きです。
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移住のきっかけ
小樽運河まで徒歩4分、中央市場まで徒歩5分という好立地に、〈OTARU TAP ROOM〉というゲストハウスがあります。気軽に宿泊ができるだけでなく、クラフトビールのバーでもあるこの場所を経営されているのが、先輩移住者の小林大起(ひろき)さんです。小樽に住む前は関東や関西に住んでいたと言う小林さんに、移住のきっかけについてお聞きしました。
「自分は〈OTARU TAP ROOM〉開業のために、最初から小樽、という気持ちできました」
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小樽市の魅力について
最初から小樽に、というまっすぐな気持ちで移住された小林さんですが、ゲストハウスを開業・運営されながら感じた小樽の良さについて、次のように語ってくださいました。
「最初、認知がないところから始めなきゃならないのは大変なんですけども、けっこう地元の方も気にかけてくださったりして、1年、2年、3年ってやっていくうちに常連さんになってくれたりだとか。札幌からわざわざ来てくださる方がいたりもします。札幌から近い、っていうのは小樽の良い面でもあるんです」
確かに札幌と小樽は間にJRも通っていますし、高速道路を使えば車で1時間以内。すごく身近な“お隣さん”なんです。
そして、“休日の交通手段は?”という質問に対しては、次のように答えてくださいました。
「僕は車をよく使っています。その方が便利と言えば便利ですけど、札幌行くならJRもありますので車が無くても大丈夫かと思います」
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実際に移住してみて
小林さんは現在、ゲストハウスとバーを開業して3年目。実際に小樽に暮らしてみて感じたのは、どんなことだったのでしょうか。
「住んでみて思ったのは、移住している方が多いということです。僕にとってさらに先輩の方たちがいらっしゃって、お店とかをやられてて———そのお店に行ったとき、話しているうちに“自分も移住してきました”みたいな話になったり。そこで教わることがあったりだとか、助かってます」
自然体の語り口からは、とてもリラックスしたムードが伝わってきました。移住者同士のコミュニケーションや助け合いがあると、やはり心強いです。
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これから移住したい方へ
最後に、雪についてです。オンラインイベントがあった2022年は記録的な大雪に見舞われた年。小林さんは雪についてどう思っていらっしゃるんでしょうか?
「たしかに雪かきが大変な時もあるんですけど、けっこう雪景色が綺麗だなと思うんです。小樽もだし、北海道って雪景色に癒されたりもするので、むしろ、冬が好きです」
小樽市に移住され、ゲストハウス・バーという交流の場をオープンされた小林さん。穏やかな口調から、小樽での楽しい生活が垣間見えるようでした。貴重なお話ありがとうございました。