小樽先輩移住者 立岩豊さん(福岡県生まれ・埼玉県育ち/コーヒー豆と駄菓子のお店を経営)

移住経験談

2024/04/05

小樽は海と山の距離が近い


   

【移住のきっかけ】

移住希望者向けの小樽市のオンラインイベントにご参加いただいた立岩さんに、移住のきっかけをお答えいただきました。
「自動車整備士を目指していた専門学生時代にバイクで日本一周し、そこで北海道の雄大な自然が気に入り、就職を機に北海道へ移住しました。初任地は札幌でしたが、北海道の自然を感じたかったので、小樽へ転勤願いを出し、翌年には小樽へ転勤。以降は小樽や隣町の余市町で勤務していましたが、そのときに結婚・子ども2人が生まれました。子どもが成長する中で、自然環境はもちろん、交通の便が良いところ、学校などへの通いやすさを重視して小樽に移住することにしました。「楽しく働く大人を見てほしい」という想いから、18年勤めた会社を退職し、2020年11月にコーヒーと駄菓子の店であるコーヒーロースト小樽をオープンして現在に至ります。」

 

【小樽市の魅力について】

「小樽は海と山の距離が近いので、四季折々の自然・食を丸ごと楽しめる地域は、全国で見ても数少ないと思っております。冬は雪かきなどで大変なこともありますが、それも含めて小樽の四季を楽しむことができます。また、自宅から海までは徒歩10分ほどで、地元の埼玉は海がなかったので、徒歩で移動できる距離に魅力を感じますし、よく海まで行って癒されています。」

 

【起業への準備】

立岩さんは「コーヒーロースト小樽」というコーヒー豆と駄菓子のお店を起業されており、起業時に『おたる移住・起業「ひと旗」サポートセンター』(小樽商工会議所内)で相談をされたとのことですが、どのようなサポートを受けましたか?
「2020年に起業しましたが、「ひと旗」サポートセンターで起業について相談させていただき、とても親身に対応してもらいました。当時会社員で起業が初めてだったので、「事業計画」作成についてアドバイスをいただいたり、出店場所によって受けられる補助が違うなど教えていただいたりなどして、起業がどんどん形になっていき、ひとつひとつの不安が解消されていきました。」

 

【これから移住したい方へ】

オンラインイベント内で「小樽の環境になじむためには何をすれば良いか?」という質問にお答えいただきました。「お店をやり始めてからは近所の方への自ら挨拶に伺いました。また、毎週土曜日の朝に小樽運河の清掃ボランティアに参加しています。地元の方や地元以外の方も多く参加されていて、そこで交流が生まれることもあります。」
また、参加者から「移住にあたり家族・子どもへの説得はどうしたら良いか」という質問に対して、「場所が変わったとしても、移住先での楽しいことやメリットを伝えていくことが大事ではないか」とご回答いただきました。

 

立岩さん、多くのご質問にご回答いただきありがとうございました。